ミャンマー
ラストフロンティアミャンマーの概要と立地的優位性
国土:約68万K㎡(日本の約1.8倍)
人口:5,337万人
民族:ビルマ族(約70%)
言語:ミャンマー語(語順が日本語と同じ)
宗教:仏教(90%)
主要産業:農業
一人当たりGDP:1,298ドル
ウィン・ミン大統領政権へ
(アウン・サン・スー・チー氏政権)
日系企業:390社(2019年4月現在)
*外務省データ
仏教国としてのミャンマー
僧院
ミャンマーは古くから、特別な文化と伝統をもつ国です。
ミャンマーの伝統的な教育の起源は、11世紀のアノーヤター王時代の僧院教育にさかのぼります。
今日の僧院学校では特権階級の子息から、正式な教育を受けられない子どもや、孤児たちまでにも基礎教育を施しています。
なぜ、ミャンマーなのか?
ミャンマー国民性
ミャンマー人の特徴
①仏教精神が深く根付き、年配者を敬う人が多い。
②親をとても敬い、親の言うことに反抗しません。
③大家族で住んでいることが多く、長男や長女が一家の家計を支えている
④自己主張が少なく、シャイな人が多い。
⑤素直で真面目で実直な人が多い。
⑥勤勉で責任感が強くて手先が器用。
日本人的な発想やサービス、ホスピタリティなどを教え、こちらも真摯な態度で伝えれば、大切な人財になります。
日本の労働人口の推移とミャンマーの人口ピラミッド
◯日本の労働人口は下がり続けている。労働力を補うには、作業をロボットで行うか。外国人労働者を雇用するしかない。
◯一方、ミャンマー人は、20歳から34歳がもっとも多く。しかし、働く場所がない。
送り出し国比較表
中国 | タイ | インドネシア | フィリピン | ベトナム | ミャンマー | |
---|---|---|---|---|---|---|
識字率 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
宗教 | 共産党員は 宗教を禁止 |
仏教 | イスラム教 | キリスト教 | 仏教 | 仏教 |
親日度 | △ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
国民性 | 自己中心。 言行不一致。 |
ドライ。 給与重視。 |
多数の島、 多数民族。 はっきりと 言わない。 |
善良だが、 依存心が強い。 |
明るく勤勉。 お金に執着。 |
誠実。 頭が良い。 |
平均給与月額 (製造業) |
531米ドル | 447米ドル | 360米ドル | 337米ドル | 250米ドル | 162米ドル |
2023年 技能実習生+特定技能人数 |
386,803人 | 150,000人 | 51,000人 | 101,583人 | 230,000人 | 66,110人 |
①実習生として日本へ来る歴史が浅いため、人材が豊富。
②母国での給与が低く、日本に行く強い動機と目的がしっかりしている。
③ミャンマー人にとって母国語と日本語の文法が同じでとっても覚えやすい。